ニューオーリンズのトロンボーン奏者、CHARLIE HALLORAN率いるカリプソ楽団の2022年作！！戦前カリプソ〜マイティ・スパロウ〜フレンチ・カリビアンと、好きモノを唸らせるレパートリーが並びます。アコースティックでヴィンテージなスタイルのアンサンブルが本当に見事！現代に生かせておくのがもったいないような、そんなコンボです。

ヴィンテージ・カリプソのレパートリーが３曲もカセットコンロスとダブっていて猛烈に親近感を覚えてしまったのですが、なんといってもCIRIL DIAZでお馴染みの"Tabu"！
そして、ニューオーリンズR&B〜ジャズの世界で至宝の存在、ジョン・ブッテがなんとマイティ・スパロウの“Dorothy”を歌っているなんて！想像もしなかった嬉しい驚き。
2曲で歌を聴かせるJIMBO MATHUSは本作のプロデューサーでもありますが、その昔スクィーレル・ナット・ジッパーズという洒脱なアコースティック・スウィング・バンドで活躍したひと。ミシシッピでデルタ・レコーディング・スタジオというレコーディング・スタジオを持っていて様々マニアック音源をリリースしているキーパーソンです。

DUKE OF IRON のA1とA3、ビギンの古典A2とB4、FITZVAUGHN BRYAN楽団(!)のA4、CIRIZL DIAZでお馴染みA5、スパロウのA6とB3、LIONEL BELASCOのカリプソワルツB1、LORD INVADERのB2、NAP HEPBURN〜TELCO RECORDING ORCHESTRAのB5...
このレパートリーはワダマンボのレコード棚のようではないですかっ！！！猛烈に応援しますし、大推薦します。

【track】
A1. The Rhythm we Want



A2. Doudou Pas Pleure



A3. Fifty Cents (feat. Jimbo Mathus)



A4. Vicki



A5. Tabu



A6. Dorothy (feat. John Boutte)



B1. Juliane



B2. Barbados (feat. St.Louis Slim)



B3. Mango Vert (feat. Jimbo Mathus)



B4. Voltage Antillais



B5. The River




コンディション : NEW